Ti-0.2Pd(Grade 7)

  • Ti Gr7
  • Ti Gr7 ホイル

製品詳細

Ti-0.2Pd (Grade 7) 概要

Ti-0.2Pd (Grade 7) チタン合金には、少量の貴金属パラジウムと純粋な工業用 チタンが添加されています。合金のパラジウムは、還元媒体での耐腐食性だけでなく、酸化媒体での耐腐食性も向上させます。高温および高濃度の各種塩化物媒体では、Ti-0.2Pd 合金は最も強力な耐隙間腐食性を備えています。Ti-0.2Pd は工業用純チタンに類似したさまざまな特性を備えているため、化学産業、特に石油化学産業で広く使用されています。 Ti-0.2Pd合金の主な製品は、チタンシートチタン棒チタン管、鋳造品、チタンワイヤーです。

Ti-0.2Pd チタン合金化学組成 (重量)%
元素 不純物 ≤
Ti Pd Fe C N H O その他の要素
単一 合計
バランス 0.12 - 0.25 0.25 0.10 0.03 0.015 0.20 0.10 0.40
Ti-0.2Pd 特性
形状 状態 δ or d/mm σb/MPa σP0.2/Mpa δ5/% ψ/% α/(。)
シート、板 焼きなまし 0.8 - 2.0 370 - 530 250 30 - 140
2.1 - 5.0 25 - 130
5.1 - 10.0 25 - -
ストリップ、ホイル 焼きなまし 0.3 - < 0.5 370 - 530 250 25 - 140
0.5 - 2.0 30 -
ワイヤー 焼きなまし 0.1 - 7.0 - - - - -
焼きなまし - 370 - 530 250 20 - -
焼きなまし - 370 - 530 250 20 - -
棒、バー 焼きなまし - 370 250 20 30 -
パイ、リング 焼きなまし ≤ 100 370 250 20 30 -

Ti-0.2Pd (Grade 7) の用途

Ti-0.2Pd 合金は、主に希塩酸、希硫酸、希リン酸の環境で使用され、隙間腐食を防ぐためにチタン機器で広く使用されています。Ti-0.2Pd 合金で作られた管状熱交換器は、希塩酸、希硫酸、希リン酸で使用できます。繊維業界では、この合金は紡糸口金として使用されます。アセトアルデヒド装置では、多数のチタン機器フランジ リングとダイヤモンド ガスケットが製造されています。他の装置でも、フランジとジョイントの製造に Ti-0.2Pd が使用されています。この合金は、C2H2Cl2の構造材料としても使用されます。
Ti-0.2Pd(Grade 7) アプリケーション

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